ブレント原油は90ドル近辺、WTIは84ドル――中東の供給リスクが高まる
ブレント原油とウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は、水曜日に上昇幅を拡大した。中東の供給リスクを背景に買い意欲が維持された一方、米国の原油在庫が大幅に増加したことを示す兆候も見られた。ブレント原油は1バレル当たり約89.63ドルまで上昇し、WTIはおよそ83.91ドルまで上昇したことで、両指標は重要なレジスタンス水準に近づいた。この上昇は、ホルムズ海峡を通る通常の原油輸送を回復させる合意にワシントンとテヘランが達するとの見方が、再び不透明になったことを反映している。ホルムズ海峡とバブ・エル・マンデブ海峡周辺の輸送混乱も、供給懸念に拍車をかけている。イランは、米国が譲歩しない限りホルムズ海峡の制限は続くと表明しており、同水路を通過する船舶の往来は依然として紛争前の水準を大きく下回っている。この上昇は、中東の地政学的緊張に加え、米国の在庫データとOPEC+の産出量調整が異なるシグナルを示す状況の中で起きている。 EIA、7月に中東で日量550万バレルの生産停止が発生したと報告 最新のEIA見通しは、中東で大規模な供給混乱が起きていることを強調している。7月には中東の生産量が
LucasBennett·08-12 10:43
