2026-06-09 04:43:28
米国のインフレ圧力が高まる中、5月のCPIは4.3%に達すると見込まれ、FRBは6月16〜17日に利率を据え置く可能性もある
バロン誌によると、米国のインフレ圧力は、6月10日の消費者物価指数(CPI)発表と、米連邦準備制度(FRB)の6月16〜17日の政策会合に先立って強まっている。FactSetが調査したエコノミストは、5月のCPIの前年比インフレ率が4.3%に達すると予想しており、4月の3.8%から上昇する見通しだ。 インフレの要因には、イラン関連の原油供給混乱によるエネルギー価格の急騰、オックスフォード・エコノミクスによれば関税の上乗せがインフレに0.5ポイント超の寄与をもたらすこと、鉄・アルミ・銅にわたる原材料コストの上昇、そして人工知能インフラへの投資による半導体需要の増加が含まれる。製造業およびサービス部門の投入コストは5月も上昇を続けており、調査した製造業18業種のうち16業種が購買コストの上昇を報告した。ダラス連銀のロリー・ローガン総裁やカンザスシティー連銀のジェフ・シュミッド総裁を含むFRB当局者は、インフレが続くなら中央銀行はさらに利上げが必要になるかもしれないと警告しており、シュミッドはインフレを「経済の泥棒」と呼んだ。市場では、FRBが6月の会合で現行の3.5%〜3.75%の水準を維