Hana Securitiesによると、金価格は8月26日までに月初から約15%急騰し、直近1週間だけでも7.4%上昇した。この上昇を後押しした主な要因は2つある。1つ目は、9月のFRB利上げ観測が急速に後退し、8月26日時点で先物市場が示す金利据え置きの確率が約64%となったことだ。2つ目は、8月19日に米財務省が長期債の買い戻しオペレーションの規模を倍増させ、1回の入札当たり最低40億ドルとしたことだ。買い戻しの拡大により、30年物米国債利回りの上昇圧力が緩和され、米国債市場における構造的な供給不均衡を背景に、通貨安へのヘッジとしての金が支えられた。