大和は、需要制約により米国債利回りが構造的に高止まりすると予測している。
大和総研は4日、需要面から金利低下につながるシナリオを現在の状況下で想定することは難しいとして、米国のロングおよび超ロングの米国債利回りは構造的に高止まりするとの分析を発表した。日本のリサーチ機関である同研究所は、高金利が持続する要因として、ハイパースケーラーによるロング債の発行競争が米国債の需要改善余地を縮小させること、ドル建て資産の分散化傾向を背景に外国中央銀行や年金基金が米国債を回避していること、そして中間選挙の制約により、増加する利払い費を相殺するために必要な財政再建が進まないことの3点を挙げた。大和総研は、仮に需要パターンが変化しても、そのような変化には株式市場の下落や信用リスクの上昇などの悪条件が伴う可能性が高く、近い将来に穏やかな金利正常化が実現するシナリオは考えにくいと指摘した。 ハイパースケーラーのAI投資がロング債の競争を生む 大和総研の報告書は、ハイパースケーラーによる人工知能投資を、米国債利回りの高止まりを支える構造的要因として挙げた。同研究所は、ハイパースケーラーが一方的にAI投資を拡大する可能性は低下していると評価する一方、AIの活用が拡大し続ける中で、投資
LucasBennett·09-04 06:46
