2026-08-11 15:04:45
今後発表される2件の米国インフレ報告により、FRBのウォーシュ議長は9月の利上げに向けた対応を迫られる可能性がある。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙の記者ニック・ティミラオス氏によると、連邦準備制度理事会(FRB)のケビン・ウォーシュ議長はインフレ抑制を重視しているものの、必要に応じて利上げに踏み切る意思があるかどうかについては明言していない。今月発表される2つのインフレ関連報告――7月の消費者物価指数(CPI)と8月のインフレ報告――によって、FRBは9月の利上げを決断せざるを得なくなる可能性がある。 市場予想では、7月のコアCPIは前月比0.2%上昇すると見込まれている。その前月比上昇率がこの水準以下にとどまれば、インフレ率がFRBの2%目標に向けて緩やかに低下していることと整合する。一方、これを上回れば、物価上昇圧力が続いていることを示す。コアPCEインフレ率は6月に前年同月比3.3%に達し、前年の2.8%から上昇した。7月の政策会合に参加したFRB当局者19人のうち、少なくとも6人は、インフレが改善しなければ、最終的に利上げを支持する可能性を示唆している。