2026-08-28 05:23:05
JPMorgan、2027年に中東危機とエルニーニョ現象を背景に世界の食品インフレ率が5%に達すると予測
JPMorganが7月24日付で公表したレポート「食料安全保障は国家安全保障である」によると、同行は世界の食料インフレ率が2027年上半期に年率換算で約5%に達し、2026年の同時期に見込まれる2.8%からほぼ倍増する可能性があると予測している。 見通しをさらに悪化させる要因は2つある。中東紛争とホルムズ海峡の封鎖によって肥料のサプライチェーンが寸断されており、中東地域は世界の尿素輸出の約42%、アンモニア輸出の約27%を占めている。同時に、JPMorganのアナリストであるNora Szentivanyi氏は、2026年末までにスーパー・エルニーニョが発生する確率は81%、それが2027年まで続く確率は97%だと指摘している。これら2つの危機が重なることで、食料インフレ率のピークは1.3~1.5ポイント押し上げられる可能性がある。