2026-11-07 10:01:37
Anthropic、AIモデルの身元を検証する暗号学的証明システム「FlashProve」を発表
Anthropicは最近、API経由で提供される大規模言語モデルが、サービスプロバイダーが提供すると主張するバージョンと一致していることを検証するために設計された、オープンソースのリサーチ用プロトタイプ「FlashProve」を発表しました。ゼロ知識証明を用いるこのシステムでは、モデルの重みにアクセスすることなく、出力が特定のモデルから生成されたことをユーザーが確認できます。これにより、クラウドベースのAIサービスにおけるモデルの差し替えや改ざんのリスクに対処します。 メタのLlama 4 Maverick(パラメーター数4000億)を使ったテストでは、FlashProveの証明生成速度は、単一のエヌビディアH100 GPU上で毎秒約110トークンでした。コンテキストが1,024トークンの単一リクエストでは、証明ファイルのサイズは19MBに達しました。24コアCPUでの検証には約17秒かかりました。証明の生成には現在、標準的な推論の70~95倍の計算量が必要ですが、同等の証明の生成に以前は14.3時間と93.6GBを要したVerInfなど、従来の手法を大幅に改善しています。