Substratum、2017年8月9日に500万米ドルの資金調達を実施

報道によると、Substratumは2017年8月9日に500万米ドルの資金調達を実施しました。この投資はRender Payment Systemsによって提供されました。今回のラウンドを経て、Substratumの累計調達額は1,880万米ドルとなりました。Substratumは、ユーザーが余剰コンピューティングリソースを割り当て、安全にコンテンツを配信できるオープンソース型ネットワークプラットフォームです。VPNやTorを必要とせずに利用可能で、プラットフォームはホストプロバイダー、ノード運用者、エンドユーザーの3つのユーザー層で構成されています。ホストプロバイダーはウェブサイトやウェブアプリケーションのホスティングが可能で、ネットワークユーザーにコンテンツ配信サービスの対価を支払います。ノード運用者はエンドユーザーへのコンテンツ伝送を担い、その報酬としてSubstrate暗号資産を受け取ります。エンドユーザーは、Substratumプラットフォーム上でホストされたコンテンツに、あらゆるウェブブラウザから検閲制限なく自由にアクセスできます。特筆すべき点として、この資金調達の約1か月後、Substratumは2017年9月14日にICOを通じて1,380万米ドルを調達し、同月中に主要取引所への上場も果たしました。これら一連の資金調達活動は、分散型ネットワークソリューションに対する市場の強い信頼感を示すものであり、Substratumの今後の事業展開に向けた堅固な財務基盤となっています。