日本銀行、31年ぶりの高水準まで利上げ
正直に言うと、今回の日本の利上げは、表面的な「25ベーシスポイント」以上に考察する価値があると思う。
日本銀行は政策金利を1%から1.25%に引き上げ、31年ぶりの最高水準を直接更新した。長期にわたって「ゼロ金利・マイナス金利」で支えられてきた経済圏が、今や自らブレーキを踏み始めた。これ自体が、世界の流動性環境の変化の縮図だ。
さらに興味深いのは、利上げしたのに、円がむしろ下落したことだ。
理由は複雑ではない。市場はすでに今回の利上げをほぼ織り込んでおり、2人の委員が利上げに反対し、植田和男総裁も今後の道筋について特に強硬な約束を示さなかった。ドル円は一時158円付近まで上昇した。
こここそが、私が最も注目すべきだと思う点だ。
以前、世界の資金は何をするのが最も好きだったのか。安い円を借りて、米国株、債券、
$BTC といった、より利回りの高い資産を買っていた。
今や日本の金利は一段一段と上昇しており、数十年にわたって使われてきた円キャリートレードという「ATM」のコストが、上がりつつある。
暗号資産界にとって、短期的には日本の利上げがBTCから遠い話だとは考えないほうがいい。
今後、日本がさらに引き締めを続ければ、世界のレバレッジ資金は再計算を迫られ、市場のボラティリティが大きく高まってもまったく不思議ではない。
ただし現時点では、「31年ぶ