古代ギリシャのアナクシマンドロスの無限(アペイロン)から現代宇宙論における無限宇宙論まで:
現代的な意味での無限という概念を初めて導入したのは、ギリシャの哲学者アナクシマンドロス(紀元前6世紀)である。
アナクシマンドロスは、万物の始まり(第一原理)としてアペイロン(無限定なもの)を導入した。
彼の理論によれば、アペイロンは未規定であり、絶えず動いている。それは、温と冷、湿と乾という相反するもの、そしてそれらの絶え間ない争いを生み出す。
人間は、広大な事物の多様性と無限の数の宇宙から、この永遠の過程の結果を理解することができる。
アナクシマンドロスの理論における宇宙論的側面は美しい。無数の世界がアペイロンから生まれ、破壊されるとアペイロンに吸収される。
したがって、アペイロンは、時を通じて続く永遠の宇宙論的過程と関連している。
宇宙の広大さ、あるいは宇宙の無数性という宇宙論的問題は初歩的な哲学上の問題である一方、時間空間の概念と結び付いたビッグバン理論は、私たちの宇宙を記述するモデルを理解するための出発点である。
出典:2010/2011年、Astronomical and Astrophysical Transactions (AApTr), 第27巻第1号
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