DeFi(ディファイ)とは分散型金融と呼ばれ、ブロックチェーン技術を応用して作られた新たな金融サービスです。
分散型と呼ばれている通り、中央管理者が存在せず「スマートコントラクト」という技術を使ってプログラムが自動で金融サービスを行うシステムです。
全てのやり取りをプログラムが行うことによって、手数料などが抑えられるほか銀行口座や身分証明を行う必要がなく世界中の人が参加することができます。
世界では銀行口座を持たない人が多く存在し、スマホでのモバイル口座を持つ人がいます。
スマホ一つあればDeFiに参加することが可能となり、銀行口座を持たずとも金融サービスを受けることが可能となります。
営業時間等が存在しないため、24時間365日いつでも取引が可能であり、貸付を行った際も高利回りで取引を行うことができます。
大きな問題点として、日本では法整備が進んでおらずハッキングや詐欺などによる損失を被った場合でも保護される仕組みがありません。
セキュリティ面や知識の未熟さを利用した詐欺が横行しており、自己責任で対処しなければなりません。セキュリティの向上は日々、行われていますが個人で資産を守っていく知識が必要となります。
また、今後の法整備次第でDeFiでも身分証明が必要となったり規制が入る可能性があります。