先日、リーマンショック以来の大きな銀行破綻となったシリコンバレー銀行の倒産を引き金にさまざまな米国銀行の経営破綻が噂されました。
この噂をきっかけにアメリカの銀行株は大きく下落し、世界中の株価が下落しています。
リーマンショックが起こる半年前にも中規模のファンドが破綻し、サブプライムローンが発生。
世界金融危機の前と同じようにアメリカの住宅価格は高騰を続けており、多くのローンを抱えている人が増えているなど、リーマンショックとの共通点も多く見つかります。
様々な共通点が噂され、世界中の株価は下落を続けています。
一方、仮想通貨市場は大きな盛り上がりを見せています。
アメリカの銀行が破綻したことにより、FRBの利上げが抑えられ結果としてビットコインが一時、$26,000を突破しました。
その後も堅調な推移を保っており、リスク資産へ資金が移動していることがわかります。
アメリカの金利が低下するとビットコインの価格は上昇する傾向にあります。
また、シリコンバレー銀行の預金者を救済する決定やビットコインの200日移動平均線は$19,740を超えるなど強気相場の兆候が見られています。