正直ずっとMEVって話、かなり魔法みたいだと思ってたんだ。みんな割り込みする人を散々叩くけど、いざ自分が首発を取りに行くとなると、誰もが誰もが急かされる。オンチェーンの順序権って結局、「金を持ってる人が先に料金所を通る」ってことだ。大半の人は夹子(割り込み)を叩いたあと、自分も別のプールであの割り込みをする側に回ってる――ただ規模が小さいだけで、「自分は違う」と思ってる。
最近、クロスチェーン・ブリッジが盗まれたり、オラクルの見積もりがうまくいかなかったりした一連の出来事を見て、むしろ面白い現象があるのが分かった。人々が自発的に「確認されるまで待つ」ようになり始めてる。ワンテンポ遅れても、「大丈夫そうに見える」ブロックに賭けるよりはマシだって。良いか悪いかは言い切れないけど、少なくとも「確実性」が「安さ」より、ほんの少しだけ大事になってることは示してる。
もう「オンチェーンが透明なら必ず公平だ」なんて話は信じない。透明なのはプロセスをあなたに見せるだけで、結果が痛くないことを意味しない。まあ結局、今は戦略を見てて、まず自分が順序のどっち側に立ってるかを見る。
原文表示