チェーン上の記録をざっと見ていたら、ある送金を見つけて、コメント欄ではすでに「機関投資家が参入した」と騒いでいる人がいた。その送金元アドレスをしばらく追ってみたところ、直前の取引は3日前に取引所から出金されたもので、その間に一度移動しただけで、どのコントラクトともやり取りしていなかった。要するに、ただ普通に資金を移しただけなのに、どういうわけか「スマートマネー」になっていた。
最近は確かに大口資金の異動が多く、コールドウォレットとホットウォレットの間を行き来している。誰もがそこから何かを読み取ろうとしているが、チェーン上の情報は透明で、経路はそこに示されている。まず資金がどこから来たのかを見る。取引所から新たに出金されたものなのか、長い間眠っていたアドレスなのか、それともプロトコルから流動性を引き出したばかりなのか。次にどこへ向かったのかを見る。コントラクトに入ったのか、ステーブルコインのプールへ行ったのか、それとも自分で新しく作ったアドレスに送ったのか。ほとんどの場合、最後まで分解して見ていくと、結局は「何もない」の一言に尽きる。
それよりも、資金を十数回に分け、主要なプロトコルを避け、最後に一つの新しいアドレスへ集約するような動きのほうが、かえってもう少し注意して見る価値がある。ただし、あくまで少し注意して見る程度だ。単に誰かに追跡されたくないだけという可能性もあるからだ。
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