さっき見かけたアドレスには、オンチェーンのラベルがきれいに並んでいた。取引所からの入金、定期的なやり取り、資産の蓄積も安定している。いかにも古参プレイヤーって感じだろう? ところが開いて中を詳しく見てみたら、その前にミキシングの記録が一件あった。ただ、そこまで目立っていなかっただけだ。
いずれにせよ、アドレスのプロフィールなんて、半分しか信用できないとますます思う。多くの場合、自分ではオンチェーンのデューデリジェンスをしているつもりでも、実際には誰かが編集したハイライト映像を見ているだけだ。それも、ひどい場面を切り捨てて心温まるシーンだけを残したようなもの。プロジェクト側のアドレスだって、よくそんな感じじゃないか。表面上はきれいでも、裏側は別のチェーンやサイドチェーンにすべて隠されている。
プライバシーコインとミキシングをめぐる議論も見かけたけど、コメント欄は果てしなく荒れていた。一方はプライバシーは不可欠だと言い、もう一方はコンプライアンスこそが生き残る道だと言う。私はむしろ皮肉だと思う。ある種のツールは、そもそも人々がオンチェーンであまり丸裸にならずに済むように作られているのに、今では逆に、こっそり使うしかないものになっている。しかも、少し触れただけで特殊なラベルを付けられる。コミュニティが激しく言い争うほど、オンチェーン監視ツールの運営側は笑いが止まらないだろう。
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