何年も前、私が兵役に就いて一年目の頃、中隊長から非常に奇妙な「公差」を命じられたことがある。
中隊長の代わりに奥さんに付き添って、恋人のようにデートしろというのだ! しかも妙なことに、後になって義姉さんのほうから名指しで私を呼ぶようになった。
当時の私は、部隊に配属されてまだ数か月の徴兵兵にすぎなかった。
その後のことなど、誰も予想していなかった……。
あの頃、私たちの師団はちょうど引っ越したばかりで、覚えている限り、あれはまだ「スーパー女声」の時代だった。
その時期、中隊長は気が狂いそうなほど忙しかった。
部隊は引っ越しをしながら、何やら先進中隊の申請・審査にも追われ、毎日報告をし、書類を直し、叱られ、戻ってきてまた作業を続けていた。
彼は毎日目を真っ赤にし、声はすっかりかすれ、誰を見ても金を借りたまま返していない相手のように扱った。
しかも新しい部隊の場所はひどく辺鄙だった。
家族がどんな公共交通機関で来ようと、最後は何キロも歩かなければならなかった。
ある週末、義姉さんが初めて訪ねてきたが、中隊長には暇がなく、私が迎えに行かされた。
当時の私は新兵だったが、義姉さんを迎えに行くくらいは特に何とも思わなかった。
道中で荷物を持ち、水を一本買い、アイスクリームを買って、それから無理やり話題を探し始めた。
当時の私は少し見栄っ張りなところもあった。
道すがら義姉さんにヒッチコック、