今夜、世界の市場は深夜に伝わった2つのニュースで沸き立った。1つ目は、米財務省が長期名目国債の買い戻し規模を拡大すると発表したことだ。1回当たりの上限を20億ドルから倍増し、少なくとも40億ドルとする。重点は10~20年物と20~30年物の超長期国債だ。
この数字を軽く見てはいけない。前回、米財務省がこれほど大規模かつ定例的に国債を買い戻したのは、2000~2002年のことだった。当時の米政府は財政黒字で、国債の買い戻しは利払いを減らすためだった。では今はどうか。債務は天井知らずに積み上がり、財政に余裕はない。このタイミングでの買い戻しは、明らかに債務返済のためではなく、「市場救済」のためだ。
市場ははっきり見抜いている。これは結局、FRBの代わりに仕事をしているのではないか。FRBが紙幣を発行して国債を買わないなら、財務省が自ら市場に入り、直接資金を注入して長期金利を押し下げる。ニュースが伝わると、30年物米国債利回りは急速に8ベーシスポイント低下し、米株先物は反発、金価格は一気に4,440ドルを突破した。
2つ目は、韓国の半導体大手SKハイニックスが取引終了後に繰り出した強烈な発表だ。40兆ウォン、約1,900億元相当の自社株買いを実施し、しかも全株を消却するという。
40兆ウォンとはどれほどの規模なのか。SKハイニックスの時価総額は1,070兆ウォンであり、買い戻し規模は発行
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