段永平:
貧困の本質は、怠惰ではなく、非効率な努力と誤った戦略がもたらす必然的な結果である
多くの人は、貧困を習慣的に怠惰のせいにし、苦労をいとわず、残業さえすれば、暮らしは徐々に良くなると考えている。
しかし段永平は、真実をはっきり指摘している。貧困の本質は、怠惰ではなく、非効率な努力と誤った戦略がもたらす必然的な結果なのだ。
人生には、ひたすら懸命に働く人が決して少なくない。
毎日あくせく働き、休む間もなく残業を続け、あちこちで流行に乗って副業を探している人もいるが、何年たっても、依然として何も蓄積できていない。
これは典型的な「戦術的勤勉、戦略的怠惰」である。ただがむしゃらに力を注ぐだけで、方向が正しいかどうかを立ち止まって考えることがほとんどない。
非効率な努力とは、低い水準で同じことを繰り返し続けることである。
単に時間と体力を消耗するだけで、していることが蓄積につながらず、複利効果も生まれない。
苦労して得た収入は、目の前の生活を維持することしかできず、資産を増やすのは難しい。
いったん働くのをやめれば、収入はたちまち途絶え、どれほど苦労しても、もともとの階層から抜け出すのは難しい。
非効率な努力よりもさらに恐ろしいのは、誤った戦略である。人が稼いでいるのを見ると流行に乗って参入し、根底にある論理を理解しないまま、やみくもに資金を投入する。
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