現在非常興味深い局面だ。
一方では海外の巨大企業がAIの計算資源(算力)基盤を継続的に構築し、オープンソースのモデルが次々とtokenコストを引き下げていて、世界のテック分野の物語は大いに盛り上がっている。
他方では暗号資産の世界で、似たようなストーリーが際限なく繰り返され、算力やAI関連の分野が順番に持ち上げられては投機されている。
誰もが未来の進むべき道(=将来のレースの進み方)をどうするべきかを考えているが、ほとんどの資金は短期の投機にしか熱を入れていない。
もう一つ、非常に現実的な現象がある。新しいレースが出てくるたびに競合が現れるのだ。
トップ企業の第一の選択肢は、技術競争を加速することではなく、世論への圧力、模倣の告発、蒸留(ディスティレーション)、技術の窃取だ。
理屈は難しくない。独占の壁で収益を刈り取るやり方では、後発が低コストで追いついてくる、あるいは別のところで「湾曲した道」で追い抜かれることが最も怖い。
取引市場でも同じ理屈で、皆が確実性のあるチャンスを探し続けている。
しかし金融市場における最大の確実性とは、永遠に不確実性に満ちていることだ。
一般の人は、押し寄せる大量のニュースに巻き込まれ、流れに乗って追い高値し、感情が最も高まった地点で参加してしまいやすい。
潮が引いたあとになって初めて見えてくる。壮大な物語は短期
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