米国の9月CPIが予想を上回ったことで、FRBの利上げ予想はどう変わるのか?年内に3回の利上げはあるのか?
米国の9月CPIデータ発表後、CME「FedWatch」ツールが示す確率分布に大きな変化が生じた。10月に金利を据え置く確率は、データ発表前の78.4%から56.3%へ低下し、累計25ベーシスポイント利上げする確率は21.6%から43.7%へ上昇した。12月に金利を据え置く確率はわずか4.3%で、累計25ベーシスポイント利上げする確率は55.3%、累計50ベーシスポイント利上げする確率は40.4%となった。これらの確率が反映しているのは、単一のデータ発表後の感情的な変動にとどまらず、市場が米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ経路に対する予想を再評価した結果である。 データ発表後、CMEの利上げ確率が急上昇した理由 9月のCPI前年比上昇率は3.7%で、前月と前々月の3.4%、市場予想の3.6%を上回った。より重要なシグナルはコアCPIから得られた。食品とエネルギー価格を除いたコアCPIは前月比0.33%上昇し、ウォール街のエコノミストのほぼすべての予想を上回った。8月は0.29%だった。 CMEの確率ツールは、フェデラルファンド先物価格を基盤として算出される。コアCPIが前月比で2カ







