AI需要の力強い伸びに牽引され、受動部品市場が回復し、多層セラミックコンデンサー(MLCC)で供給が逼迫している。一部の顧客は、部材を確保するため、受動部品メーカーの国巨や村田製作所など大手に対し、定価の2~3倍もの価格を提示してでも調達を急いでおり、「高値を提示した者が手に入れる」争奪戦となっている。納期はすでに12~16カ月に延びている。
国巨によると、MLCC需要は非常に旺盛で、生産ラインの稼働率は上昇し続けている。今四半期は標準品の稼働率が約8割から9割超に上昇する見通しで、特殊品は高水準を維持し、全体としてフル稼働に近づいている。AI関連の顧客は、供給リスクを低減するため、半年分、さらには数年分の生産能力を長期契約で前もって確保したいと望むケースが増えている。
同社は高雄、蘇州、ベトナム、メキシコなどで生産能力を拡大し、対応している。
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