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現物グリッド取引ガイド | Gate

2026-07-24 (UTC)
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1. スポットグリッドボットとは?

スポットグリッドボットは、ボラティリティの高い市場向けに設計された自動売買戦略で、「安く買って高く売る」ことを理想的に実現します。短期・中期・長期いずれのトレードにも適しており、価格レンジやグリッド数などのパラメータを設定するだけで、あとはボットが自動で運用します。ボットが資金を複数に分割し、価格が下落するたびに段階的に買い増し、価格が上昇するたびに段階的に売却します。市場の変動を活用し、常に安く買い高く売ることでボラティリティから利益を狙います。

2. スポットグリッド戦略の概要

メリット:

スポットグリッドボットは初心者にも使いやすく、ボラティリティの高い市場で感情的な判断ミスを最小限に抑えるのに役立ちます。24時間自動で売買注文を執行するため、常に相場を監視しなくても利益獲得が可能です。

  1. 上昇トレンドのレンジ相場:値上がり益とボラティリティ・アービトラージの両方で利益を狙えます。
  2. 下降トレンドのレンジ相場:ボラティリティ・アービトラージにより損失を軽減できます。

デメリット:

ただし、スポットグリッドボットは万能ではありません。ロング(買い)しかできないため、一方的な下落トレンドでは含み損を抱えやすく、資金効率も比較的低くなり、設定レンジから外れやすいという特徴があります。

スポットグリッドに適した取引ペアは?

初心者の方は、BTC_USDTやETH_USDTなど、主流で流動性が高く、強いコンセンサスを持つ銘柄を選ぶのがおすすめです。Gateの上位100デジタル資産(CMCランキング)を参考にすると良いでしょう。スポットグリッド取引に慣れてきたら、よりボラティリティの高いペアで高い利益を狙うことも可能です。

3. スポットグリッドのパラメータ解説

スポットグリッド用語:

AIスマートグリッド:
AIスマートグリッドは、過去7日間の履歴データをもとにバックテストを行い、最も高い利回りが期待できるグリッドパラメータ(上限価格・下限価格・グリッド数)を自動で計算します。ユーザーは投資額(最低投資額以上)を選択するだけです。

AIデータ自動入力:
AIスマートグリッドのデータを自動で取得・入力します。

全クリアショートカット:
複数のデータを一括でクリアしたい場合、1件ずつ削除する代わりにこのショートカットを利用し、クリック後にパラメータを再設定できます。

下限価格:
最も低い買い注文価格です。市場価格がこの水準を下回るとボットは買い注文を出さず、この価格で売り注文も執行できません。

上限価格:
最も高い売り注文価格です。市場価格がこの水準を上回るとボットは売り注文を出さず、この価格で買い注文も執行できません。

グリッド数:
実行するグリッドの数で、2~1000の範囲で設定可能です。

グリッド幅(グリッド間隔):
グリッド幅をq、上限価格をa1、下限価格をa2、グリッド数をnとした場合の等差グリッド幅qの計算式は以下の通りです:

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等比グリッドの実際の変動比率qの計算式は以下です:

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単一グリッド利回り:
グリッド幅q、上限価格a1、下限価格a2、グリッド数nとした場合。

等比単一グリッド利回り:

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等差単一グリッド利回り:

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単一グリッドの基準取引数量:各グリッドで売買する選択したコインの数量です。

数量増分:
数量増分はデフォルトでオフです。有効にすると、各グリッドごとに買い/売り数量を一定の数量または割合で増やすことができます。下図参照:

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例:単一グリッドの基準取引数量が1、数量増分が2の場合、1つ目のグリッドで1BTC、2つ目で1+2=3BTC、3つ目で1+2+2=5BTCというように増えていきます。

高度な設定:
上記はすべてのユーザーに必要な基本パラメータ設定です。インターフェースをシンプルにするため、高度な設定はデフォルトで非表示になっています。必要に応じてクリックして表示し、任意項目を入力できます。

高度な設定パラメータの解説:

  • 戦略トリガー価格: 最新の市場価格がトリガー価格以下になったときにグリッドが稼働を開始します。トリガー価格は最新価格より低く、グリッドレンジ内である必要があります。
  • ストップロス価格: 最新市場価格がこの価格以下になるとストップロスが発動します。下限価格より低く設定してください。
  • テイクプロフィット価格: 最新市場価格がこの価格以上になるとテイクプロフィットが発動します。上限価格より高く設定してください。
  • 決済オプション(任意):
    • 終了時に保有資産を売却: 有効にすると、戦略終了時に全ての保有コインを市場価格でUSDTに売却します。
    • コイン積立モード: 有効にすると、グリッドの利益が即座に選択したコインに変換されます。スポットグリッドのコイン積立モードでは、長期的にコインの上昇を期待する場合、各売買のアービトラージ利益を最新市場価格で追加購入し、時間とともに保有コイン数を増やすことができます。
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コイン積立モードを有効にしたグリッドの利益→コイン変換履歴は積立記録で確認できます。

注意:
単一グリッドの売買サイクルで得られる利益がシステムの最小注文金額未満の場合、その利益は一時的に保留されます。利益が最小注文金額に達すると、最新市場価格でコイン購入に使われます。

ヒント:「終了時に保有資産を売却」と「コイン積立モード」は同時に有効化可能です。

4. スポットグリッドの作成・終了方法

4.1 スポットグリッドの作成方法

作成モードは3種類あります:

  1. スマート作成: 初心者は7日/30日/180日のバックテストに基づく推奨ボットをそのまま利用できます。これらは過去の市場動向とスマートアルゴリズムをもとにしています。
  2. コピートレード作成: スマート作成が合わない場合、推奨ボット一覧から上位ユーザーのボットを選んでコピーできます。
  3. カスタム作成: 市場レンジの予測に基づき、自分でパラメータやトリガー条件を設定し、投資金額を確定してグリッドを作成します。

スポットグリッドのカスタム作成手順

WEB:
トレーディングボット → スポットグリッド → 取引ペア選択 → ウルトラAI/手動グリッド設定 → 作成

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APP:
トレーディングボット → ボット作成 → スポットグリッド → 取引ペア選択 → ウルトラAI/推奨ボット/手動グリッド設定 → 作成

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4.2 スポットグリッドの終了方法

スポットグリッドボットはいつでも終了できます。ご注意ください:

  1. 市場環境に合わなくなった場合は停止しましょう。
  2. スポットグリッドボットは超短期戦略ではなく、多くのグリッドは運用に一定の時間が必要です。
  3. ボットは「安く買って高く売る」ため、グリッド利益曲線は最初に下がり、その後上昇する場合があります。初期損失は理論上正常です。

5. スポットグリッドの利益確認・出金方法

WEB:

マイボット → 稼働中ボット → スポットグリッド → 該当ボット注文に入り、利益を確認または出金できます。

APP:

トレード → トレーディングボット → マイボット → 稼働中 → 該当スポットグリッドボット注文に入り、利益を確認または出金できます。

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6. スポットグリッド利益を最大化する方法

スポットグリッドボットは、設定した価格レンジとグリッド数に基づき資金を分割し、価格が下がるごとに段階的に買い増し、上がるごとに売却して、ボラティリティ相場でグリッド利益を継続的に獲得します。では、どのようにして利益を最大化できるのでしょうか?
一般的に、グリッド利益はグリッド数・グリッドレンジ・取引手数料などに密接に関係します。グリッド数やレンジの合理的な設定、手数料の最小化が利益最大化のカギとなります。

6.1 グリッドレンジを適切に設定する

グリッドレンジとは、一定期間に想定する価格変動幅、すなわち上限価格と下限価格のことです。レンジが狭すぎるとグリッド数が少なくなり、すぐにレンジアウトして戦略が停止しやすくなります。逆に広すぎると短期アービトラージのチャンスを逃しやすく、小さな変動を拾いにくくなります。

レンジの判断には、ボリンジャーバンドやATRチャネル、長期足(通常は日足や週足)などの指標を利用できます。たとえば、ボリンジャーバンドの上限・下限をグリッドの上限・下限に設定できます。ボリンジャーバンドは、価格がバンド内で推移することを前提にしており、バンドを突き抜けた場合も多くはチャネル内に戻る傾向があります。ただし、強い上昇トレンド時は下限バンドが拡大し、グリッドレンジがずれて資金効率・リターンが低下することも。こうした場合は、ボリンジャーバンドのように幅が広がらないATRチャネルを利用すると良いでしょう。週足ATRチャネルがグリッドレンジの上限・下限としてよく使われます。

グリッドレンジの決め方は2通り:

1. ボリンジャーバンドを使う場合
ボリンジャーバンドは3本線で構成され、上限・下限が抵抗線・支持線、中間線が平均価格となります。価格は通常バンド内で推移し、価格変動に応じてバンド幅も変化します。バンドが狭くなると急激な値動きが予想され、高値や安値がバンドを一時的に突き抜けてすぐ戻る場合は反転の兆しです。

方法:
選択した期間のボリンジャーバンド(boll)の上限・下限を直接グリッドの価格上限・下限の参考にします。標準偏差が大きいほど価格レンジも広くなります。下図は標準偏差2倍・3倍の例で、3倍の方がレンジが広いことが分かります。

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**図1:標準偏差2倍**
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**図2:標準偏差3倍** ヒント:ボリンジャーバンド(BB)横の設定アイコンをクリックすると、標準偏差などの設定を調整できます。
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2. ATR(Average True Range)を使う場合

ATRは、一定期間の価格変動幅の移動平均です。ATR値が高いほどトレンド転換の可能性が高まり、低いほど値動きが弱いことを示します。主にエントリー・イグジットのタイミング判断に使われます。
方法:選択した期間のATR値をグリッドの上限・下限に利用します。たとえばATR(7)は過去7日間の平均変動幅で、これをグリッドレンジとします。下図参照:

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ヒント:TradingViewのローソク足チャート下のテクニカル指標欄でATRを検索・追加できます。

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6.2 グリッド数を適切に設定する

グリッド数は、上限と下限の間にいくつの価格レベルを設けるかを示し、通常2~200の範囲で設定します。
グリッド利益=(グリッドごとの価格差)×(1グリッドあたりの売買数量)×(成立した売却回数)
グリッド数が多いほど取引頻度が上がり、少ないとチャンスを逃しやすくなります。

グリッド数が多いと、より細かく価格変動を捉えられ、取引頻度も高くなりますが、1回あたりの取引量が減り資金効率・グリッドごとの利益は低下、手数料も増加します。逆にグリッド数が少ないと、取引頻度は下がりますが1回あたりの資金効率・利益は高くなり、手数料も減りますが、チャンスも減ります。

以下はグリッド数の違いによる例です。
仮にBTC/USDTのグリッドで上限7000USDT、下限1000USDT、開始価格6800とします。

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図1では、2000・3000・4000・5000・6000にグリッドラインがあり、6000・5000・4000・3000で買い注文、3000・4000・6000・7000で売り注文が入ります。

各売り注文は、現価格より下の買い注文とペアになります。BTCが7000を超えるか1000を下回ると戦略は一時停止し、レンジ内に戻ると取引再開。価格曲線がグリッドラインを27回横断し、27回の売買と13回のアービトラージ利益が発生。ただし1グリッドあたり1000USDTなので利益は少なめ、取引回数が多いため手数料も増えます。

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図2では、3000と5000の2本だけグリッドラインがあり、5000・3000で買い注文、3000・5000・7000で売り注文が入ります。

同様にBTCが7000超・1000未満で戦略一時停止、レンジ内に戻れば再開。価格曲線がグリッドラインを13回横断し、13回の売買と13回のアービトラージ利益が発生。1グリッドあたり2000USDTを使うので利益は大きく、取引回数も13回で手数料も少なめです。

両者を比較すると、グリッド数が少ないと価格変動を拾いきれず、図2では2000・4000・6000での利益を逃しています。一方、図1は資金効率が低く手数料も多くなり、グリッドごとの利益も減ります。どちらにもメリット・デメリットがあるため、運用期間に応じてバランスを取るのが重要です。

6.3 手数料を減らす

グリッド利回り=グリッドアービトラージ率-(取引手数料率×2)
グリッドアービトラージは粗利で、取引手数料を差し引いたものが純利益です。純利益を最大化するには、以下の方法で手数料を抑えましょう:

  1. 手数料の低いコインを選ぶ。Gateでは現在、BTC-USDTなどゼロ手数料ペアも提供しています。
  2. VIPレベルを上げて取引手数料を下げる。
  3. 流動性の高いパーペチュアル(無期限)契約をスポット取引の代替として利用する。
  4. 不要な取引を避けるため、グリッドレンジやグリッド数を適切に設定する。グリッドレンジ・グリッド数・手数料率は相互に影響するため、バランスの取れた設定が重要です。

7. スポットグリッドの自動移動グリッド機能

スポットグリッドの高度な設定にある[移動グリッド]機能では、市場の変動に応じてボットのグリッドレンジを自動で上下に調整できます。トリガータイプは「移動平均」と「ブレイクアウト」の2種類です。

移動グリッドの仕組み:グリッド稼働中に価格がレンジを突き抜けた場合、選択した方法に基づきグリッドレンジを自動で上下に調整し、上昇トレンドの取りこぼしや下落トレンドでの停滞を防ぎます。

移動グリッドの特徴:

  1. グリッドの上限・下限価格が同じ幅で移動します。
  2. グリッド数は移動後も変わりません。
  3. グリッド数が変わらないため、グリッドごとの利回りも同じです。

移動グリッドのトリガー条件:

  1. 移動平均: ボット起動後(または価格レンジ調整後)、最新価格がグリッドレンジ外にあり、720分移動平均が設定割合だけ上昇または下落した場合、自動で価格レンジを上下に調整します。720分MAが上昇すればグリッドは上昇、下落すれば下降します。
  2. ブレイクアウト: ボット起動後(または価格レンジ調整後)、最新価格が上限グリッドを1グリッド幅以上上抜けた場合、グリッド全体が1グリッド分上に移動。下限グリッドを1グリッド幅以上下抜けた場合、1グリッド分下に移動します。グリッド数は変わらず、新しいレンジで取引が続きます。
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移動グリッド機能の有効化方法
トレーディングボット → スポットグリッド → ウルトラAI/手動設定 → 高度な設定 → 移動グリッド関連パラメータを入力

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Gateは本製品に関する最終的な解釈権を有します。

免責事項

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デジタル資産への投資には重大なリスクが伴い、価格は大幅に変動する可能性があります。投資額の全額を失う可能性があります。関連するリスクを十分に理解したうえで、ご自身の財務状況とリスク許容度に基づき、慎重に判断してください。必要に応じて、独立した専門の金融または法律アドバイザーへ相談することを推奨します。

想定されるリスクの詳細については、Gateのリスク開示およびユーザー契約をご参照ください。

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